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(2) 利用者サービス
オートビレッジの利用者に対しては、基本水準として、以下のサービス提供が必要である。

 

(ア) 利用者の為のマニュアル(利用ガイド)の作成・マニュアルは、利用者を「規則漬け」にするのではなく、最低限守るべき内容を明確にするものが望ましい。具体的には、以下の内容を盛り込むことが必要とされる。
? オートビレッジの基本的利用法
・中核的施設群の利用案内、支援的施設群、補完的施設群の施設一覧、略図、料金等
? 利用者のモラル、キャンプマナーの呼びかけ
・特に、動・植物の自然保護、ラジカセ等による騒音の発生、ゴミの処理方法については、注意が必要である。
? 野外活動の心がけ
・いわゆるフィールドマナーの他、周囲の自然についての簡単なガイドがあるとよい。
? 緊急時の対応法
・緊急時(管理者が不在時など)の連絡先等を明確に示し、利用者が対応を迅速に行えるよう配慮する。

 

(イ) 貴重品の預かりサービス(中核的施設群)
・管理棟においてセイフティボックス形式等により貴重品の管理を行う。

 

(ウ) 食料品の販売(中核的施設群)
・管理棟の一角に、売店の設置を検討する。生鮮食品等の食料品についても扱うこととするが、ハイシーズンとオフシーズンでの在庫量の配慮を必要とする。また、建物内で販売出来ない場合には、移動販売車によりサービスを行う。

 

(エ) キャンプ用品の貸出し(中核的施設群)
・前述の売店等で、テント、寝具、炊事用品などのキャンプ用品を貸し出す。使用方法については、充分な説明が必要である。

 

(オ) 燃料の販売(中核的施設群)
・売店で、キャンプ用携帯コンロに使用するホワイトガソリン、ブタンガスカートリッジや薪を販売する。

 

(カ) 野外活動、創造活動に対するインストラクション
・色々な特技や知識を持った人を招いたり、その都度テーマを決めて、特色

 

 

 

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